こんにちは!
新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、経済的困難に陥っている学生が心配されています。
文部科学省と日本学生支援機構の連携により、学生支援緊急給付金や緊急特別無利子貸与奨学金など様々な対策がとられています。
学生支援緊急給付金とは?
正式名称を
「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』
といいます。
新型コロナウィルスの影響で世帯収入が激減したり、学費を賄っていた学生のアルバイト収入が激減するなどして、経済的困難になった学生を支援する給付金です。
つまり、修学したい意欲のある学生が経済的困難を理由に修学が続けられない、なんてことがないように!と創設された給付金制度なのです。
下記は2次募集の文科省のツイートになります。
【「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』~ 学びの継続給付金 ~】
🏫大学等の学生・生徒の皆様,学校関係者の皆様
「 #学びの継続 」のための『 #学生支援緊急給付金 』の2次募集が始まりました!申請は在学する学校にお申し込みください。▼特設ページはこちらhttps://t.co/tJXr2F9r8R
— 文部科学省 MEXT (@mextjapan) July 8, 2020
在学する大学・学校から申請するので、ご自分の通っている大学・学校の募集要項をしっかりチェックすることが大事です。
学生支援緊急給付金の申込方法は?
学生支援緊急給付金は大学・学校を通じて申し込みます。
2次募集のJASSOの締め切りは7月31日です。
文科省公式HP特設ページはこちら
「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』の概要(文科省公式HPより)
対象者:約43万人
給付額:住民税非課税世帯の学生20万円、それ以外10万円
所要額:約531億円
対象学生要件
①家庭から多額の仕送りを受けていない
②原則として自宅外で生活している(自宅生でも申請は可能)
③生活費・学費に占めるアルバイト収入の割合が高い
④家庭の収入減少等により、家庭からの追加的給付が期待できない
⑤アルバイト収入が大幅に減少(-50%以上)していること
⑥原則として既存制度の条件を満たしていること
※対象要件は、大学・学校の審査により条件や必要書類が変わります。
1次募集では、上記の①~⑥の要件を満たしていないからと申請を諦めてしまったり、大学・学校での審査が厳しかったという結果が出ています。
2次募集では、まず1次募集で推薦できなかった学生の再推薦が行われました。
2次募集は、非課税世帯は必ず20万給付申請できる、など分かりやすく提示している学校・大学が多いですね。
しかし、要件を満たしていないからといって諦めることはないです!
推薦は、大学・学校の審査に委ねられるので、要件を満たしていないから、と迷っている方は申請してみましょう!
その場合は・・・
学生支援緊急給付金申請書【様式1】3.「申し送り事項」
の欄に、経済的困難に陥っている様子を詳しく記入しましょう。
証明書が添付出来ない人も、この欄に添付書類に匹敵する情報をこの欄に記入します。
アルバイトをする予定だったのに、採用取消になった、アルバイトが出来なかったという方も、その状況を説明し収入するはずだった予定額を記入しましょう。
学生支援緊急給付金の3次募集はある?
学生支援緊急給付金は既に2回の募集が行われました。
3次募集はあるのでしょうか?
現時点では、まだ3次の募集のお知らせ予告などはありません。
1次募集終了後に金額の公表はありませんでしたが、約531億もの予算が十分ついているのに本当に必要な学生に普及されていない実態を受け、2次募集の申請が決まりました。
2次募集の申請を受け、予算にまだ余裕がある場合は3次募集も期待できます。
1次募集の時も2次の予告はなく突然募集が開始されたので、大学・学校、文科省の情報をこまめにチェックしましょう。
まとめ
「学びの継続」のための『学生支援緊急給付金』についてお知らせしました。
新型コロナウィルスの影響で、予想もしなかった事態になった学生の方もたくさんいることでしょう。
虚偽の申請は、発覚した時点で即取消、返還が求められます。
必要な人へ確実に給付金が届くように、必ず正しく申請しましょう。
経済的困難で悩んでいる学生には、このスピーディーに支給される『学生支援緊急給付金』を是非とも利用して欲しいと願っています。
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